結婚式でペーパーアイテムを自作する方法と、実際に自作した体験談を紹介します。ペーパーアイテムを自作して少しでも節約したい方や、自分たちの好みを最大限に表現したペーパーアイテムを使って結婚式を挙げたい方におすすめの記事です。
【結婚式】ペーパーアイテムを自作した方法と体験談 ~準備したもの~
実際に結婚式のペーパーアイテムを自作した際に準備したものについて解説します。
自作したペーパーアイテム
今回自作したペーパーアイテムは、メニュー表と席札、席次表です。招待状については時間もなく自作を断念して式場に依頼しました。
機材
ペーパーアイテムを自作する際に用意した機材を紹介します。
パソコン
ペーパーアイテムのデザイン・印刷に使用します。スマホやタブレットでもできないことは無いかもしれませんが、操作性や印刷などのことを考えると必須だと言えます。
イラストレーター&フォトショップ
デザイン用ソフトとして、Adobeのイラストレーターとフォトショップを使用しました。プロも使用する高価なソフトです。
今回は元々仕事・趣味の関係で持っていたので使用しただけですので持っていない方は、パワーポイントやCanva等のオンラインツールで代用できます。
プリンター
プリンターについては、ブラザーのモノクロレーザープリンターを使用しました。レーザープリンターと聞くと、企業用だと思う方も多いかもしれませんが実は、家庭用プリンターと同等の価格で購入できるものも多いのです。
今回使用した、ブラザーのモノクロレーザープリンターも1万円台で購入できました。印刷速度と付属トナーの持ちの良さを考えると必要充分です。
カッター
印刷したペーパーアイテムは自分でカットします。カッターは必須です。
カッターマット
カッターでペーパーアイテムをカットする際に使用します。カッターマットはダンボールなどで代用できなくもないですが、きれいにカットしたい方は購入をおすすめします。
ステンレス定規
ペーパーアイテムをカットする際に使用します。通常のプラスチック定規では、カッターの刃が引っかかることがあるので、ステンレス定規がおすすめです。
用紙
用紙はコクヨの「和紙」コピー用紙シリーズを使用しました。写真では分かりづらいですが、紙に和紙の草模様があしらってあり高級感があります。
用紙はペーパーアイテムの質感を左右します。実際の結婚式では、メニュー表にはコクヨの和紙薄口「KPC-W1110」を使用しました。和紙薄口は少し厚めの普通紙のような硬さです。
席札、席次表にはコクヨの和紙厚口「KPC-W1310」を使用しました。和紙厚口になると、画用紙に近い厚さになります。二つ折りにしてテーブルに並べる席札や高級感のほしい席次表に最適な厚さです。
【結婚式】ペーパーアイテムを自作した方法と体験談 ~作り方~
ペーパーアイテムの自作に必要なものを準備したら、実際に作っていきましょう。
イラストレーターでデザイン
まずはイラストレーター等の準備したソフトやオンラインツールで、ペーパーアイテムをデザインしていきます。最も時間がかかり、センスが必要な場面です。実際に使用する用紙や同じサイズの普通紙を使用して、試し印刷も行ってサイズ感なども確認して作成します。
校正
デザインが完了したら、必ず誤字脱字チェックを行いましょう。漢字にミスが無いか、敬称は正しいか、席順やその他文言の内容に間違いが無いか確認します。
印刷
デザインが完成したら印刷します。慣れていない場合、いざ印刷しようと思うと途中で紙が詰まったり、カットでミスしたりなどで用紙を余分に使ってしまう場合があります。そのため、用紙は多少多めに用意しておきましょう。
ひたすらカット
ペーパーアイテムの印刷が完了したらひたすらカットします。定規をしっかりと押し当ててカットしていきましょう。
【結婚式】ペーパーアイテムを自作した方法と体験談 ~ポイント~
これから結婚式のペーパーアイテムを自作しようと考えている新郎新婦の方に向けて、結婚式のペーパーアイテムを自作する際のポイントについて解説します。
凝りすぎない
ペーパーアイテムの自作は「凝りすぎない」ことが最も重要だと感じました。ペーパーアイテムのデザインや使用する紙等悩む場面は多々ありますが、ペーパーアイテムの自作だけに時間をかけていると他の準備が間に合わなくなってしまいます。
一部外注もあり
なるべく安く抑えたいということであれば、ペーパーアイテムの一部自作は諦めてココナラなどの外注サービスを使用して、自分たちのイメージに合わせたペーパーアイテムを作ってもらうのも良いでしょう。
自作よりは費用はかかりますが、結婚式場に依頼するよりは安くなるパターンがほとんどです。
自作を楽しもう
ペーパーアイテムを自作する際には、楽しみながら自作するようにしましょう。プロのデザイナーでもない限り、結婚式場が用意・提案してくるようなクオリティのペーパーアイテムは自作できません。
そこを補えるのが、ペーパーアイテムを楽しみながら、一から作った自分達のオリジナリティが溢れるペーパーアイテムです。プロのようなクオリティでなくても、自分たちらしさが出ていれば素晴らしいペーパーアイテムになります。