【結婚式】定点カメラにGoProはNG!理由とおすすめビデオカメラ

  • URLをコピーしました!

結婚式の定点カメラとして「GoPro」を選択する方が増えています。しかし、結婚式の定点カメラとして「GoPro」を設置することはおすすめしません。その理由と結婚式の定点カメラにおすすめのカメラを解説します。

目次

【結婚式】定点カメラにGoProはNG! ~理由~

GoProによる結婚式撮影

結婚式の披露宴会場の定点カメラとして近年「GoPro」が人気ですが、実は「GoPro」を定点カメラとして使用することはおすすめできません。まずは、その理由を解説します。

長時間撮影の「信頼性」が低い

GoProが結婚式の定点カメラに向かない最大の理由として、GoProの長時間撮影への「信頼性」の低さがあります。

熱暴走

現在最新である「GoPro 11」を含めて、GoProは長時間撮影を行うと高確率で「熱暴走」が発生します。特に、「4K60p」以上で撮影しているときにはその影響が謙虚です。

「熱暴走」が発生すると、GoPro自身の操作が一切できなくなり録画も停止します。また、一度「熱暴走」でGoProが停止すると再度録画を開始するには、GoProが冷えるまで待つ必要があり、かなり時間がかかります。

フリーズ

GoProは最新版や最新のファームウェアを使っていても、突然フリーズすることが時々あります。フリーズしてしまうと当然ですが録画はできません。

とにかく「信頼性」を重視

結婚式の定点カメラ選びについては、とにかく「信頼性」を重視しましょう。結婚式の撮影は一生に一度の大切な記録となります。そのため、機材の問題で「撮れていなかった」ということは絶対に避けたいものです。

「定点カメラ」は式場ビデオカメラマンの代わり?

プロによる撮影

結婚式で定点カメラの設置を考えている方の中には、式場のビデオカメラマンの代わりとして設置を考えているかたも多いようです。

しかし、自分の結婚式で定点カメラを設置した筆者的には、定点カメラは式場ビデオカメラマンの代わりには「ならない」と考えます。(筆者の場合は、式場ビデオカメラマン + 披露宴定点カメラ設置で撮影を行いました。)

定点カメラで撮影できる映像は結婚式の「記録」であり、実際の当日の雰囲気や会場の音楽・音声をそのまま残すことができます。対して、式場ビデオカメラマンが撮影してくれる映像は結婚式を題材とした「作品」が完成してきます。

プロによる撮影・編集が行われた結果として、ひとつのビデオ作品が納品されるので同じ「結婚式」を撮影しても残すことができる映像は全く異なる性質を持つものとなります。

筆者的には、定点カメラはあくまでも「サブ」と考えて、式場ビデオカメラマンも依頼しておくのをおすすめします。

「ポイント」撮影であればいいかも

GoProで撮影した結婚式

結婚式でのGoPro使用について前述した「信頼性」の観点から定点カメラには向きません。しかし、すべての場面でGoProが結婚式の撮影に向かないというわけではありません。

結婚式でのGoPro使用については、定点カメラではなくゲストが手持ちで「ポイントごと」に撮影を行うときにはありだと思います。また、新郎新婦が高砂で「手持ち」して自撮りするなどといったポイント撮影の使用には、GoProの広角レンズを活かすことができておすすめです。

【結婚式】定点カメラにGoProはNG! ~カメラの選び方~

GoProとビデオカメラ

結婚式の定点カメラとして使用するのにおすすめのカメラの選び方を解説します。

ビデオカメラがベスト

定点カメラ

結婚式の定点カメラとして使用する場合、「ビデオカメラ」を選択するのがベストだといえます。短いポイントごとの撮影が得意なGoProと異なり、ビデオカメラは長時間の安定した撮影が得意な機材と言えます。

音質が良い

ビデオカメラのマイク

ビデオカメラはマイク性能もGoProと比較すると優れています。最新のGoProではかなり改善されてはいるもののGoProは防水仕様のため、どうしてもこもったような音になってしまいます。

それに対して、ビデオカメラは非常にクリアな音を残すことができます

ワイコンで広角対応

ワイコン

GoProが結婚式の撮影におすすめされる理由として、GoProの「広角レンズ」が適していると言われています。たしかに、通常のビデオカメラと比較するとGoProのレンズは非常に広角であり、会場全体を映す事ができます。

パナソニック(Panasonic)
¥24,800 (2024/11/14 17:09時点 | Amazon調べ)

画角の狭いビデオカメラでは、会場の端のほうが写らないかもしれません。しかし、ビデオカメラには「ワイコンレンズ」と呼ばれる広角撮影を行えるようにするレンズの取り付けが可能です。

大容量バッテリー・ストレージが必要

ビデオカメラのバッテリーとSDカード

結婚式で定点カメラを設置して披露宴をすべて撮影する場合、平均的に2時間30分程度撮影しっぱなしになります。そのため、2時間30分以上の撮影に耐えることができる大容量バッテリーとストレージが必要となります。

式場によっては、コンセントから電源を取ることができる場合もあります。しかし、実際には邪魔にならない定点カメラの設置場所などを考えると、コンセントの位置まで考える余裕はありません。

パナソニック(Panasonic)
¥15,800 (2024/11/18 15:21時点 | Amazon調べ)

また、コンセントから電源を取るにしても充電ケーブルの取り回しが大変です。そのため、定点カメラを設置するときには、大容量バッテリーを用意することをおすすめします。

また、保存するためのストレージについても2時間30分以上の動画を保存できる容量が必要ですので、大容量のSDカードが必要となります。

三脚も必要

実際に設置した定点カメラ

定点カメラを設置するときに準備するのは、ビデオカメラだけではありません。ビデオカメラを立てるための三脚も用意する必要があります

「脚」を開いたときの大きさに注意

三脚の大きさ

定点カメラ設置用の三脚を選ぶときには、三脚を立てたときに開いた「脚」がなるべく小さい三脚を選ぶようにしましょう。定点カメラを設置できる場所は式場により様々ですが、そこまで広いスペースは用意できないことがほとんどです。

そこで盲点となるのが、三脚を開いたときの「脚」が占有するスペースの大きさです。三脚を開いたとき「脚」が広がりすぎると邪魔になったり、ゲストやスタッフが足を引っ掛けてしまう原因となります。

三脚を用意するときにはなるべく「脚」が広がらないタイプの三脚を用意するようにしましょう。

4Kがおすすめ

4K対応カメラ

予算にもよりますが、定点カメラ用のビデオカメラを選ぶ場合には「4K」で撮影できるビデオカメラを選ぶことをおすすめします。

拡大して見るときに綺麗

ビデオカメラで撮影した動画はスマホやタブレットに取り込んで再生することができます。4Kで撮影した映像は拡大して再生しても、フルHDの映像よりもかなり綺麗で鮮明に見ることができます

特に、スマホ・タブレットで再生するときには、好きな部分を好きな倍率で拡大して再生することができるので4K映像の力が発揮されます。もちろん、4Kテレビで拡大せずに再生するときにも十分に綺麗な映像を楽しめます。

「結婚式」でしか使わないならレンタル

ビデオカメラを購入してしまえば、結婚式で流すオープニングムービーの自作や新婚旅行での撮影、子供ができた場合にはその行事の撮影に活用できますが、すぐには結婚式以外でビデオカメラを活用する機会がないという方も多いかと思います。

そのような方にはビデオカメラの「レンタル」がおすすめです。購入するよりも圧倒的に安くビデオカメラを利用することができます。また、4Kモデルも多くレンタルラインナップされているので、気軽に4Kビデオカメラも利用できます。

【結婚式】定点カメラにGoProはNG! ~おすすめビデオカメラ~

撮影イメージ

結婚式の定点カメラとしては「GoPro」はおすすめできないといったことを解説してきました。そこで、GoProの代わりに結婚式の定点カメラとして用意するならば、おすすめとしてあげられるビデオカメラを紹介します。

【Panasonic】4Kビデオカメラ「HC-VX992MS」

パナソニック(Panasonic)
¥69,770 (2024/11/19 14:48時点 | Amazon調べ)

筆者が自分の結婚式の定点カメラに利用したモデルです。パナソニックの4Kビデオカメラの中でも軽量かつコンパクトなモデルであり、手軽にコスパよく4K映像を記録することができます

【Panasonic】4Kビデオカメラ「HC-VX2MS」

パナソニック(Panasonic)
¥83,760 (2024/11/18 15:21時点 | Amazon調べ)

「HC-VX992MS」よりも大きく、重量も重くなってしまいますがパナソニックが発売している、より「高画質」「広角」が意識された4Kビデオカメラです。手軽さやコスパよりも「高画質」「広角」を求める場合にはこちらがおすすめです。

【Panasonic】フルHDビデオカメラ「HC-W590MS」

パナソニック(Panasonic)
¥46,490 (2024/11/16 10:25時点 | Amazon調べ)

4Kビデオカメラはお値段的に手が届かないといった方には、フルHDモデルですが「HC-W590MS」がおすすめです。「HC-W590MS」にはワイプ撮りと呼ばれる、2つめのサブカメラが搭載されています。

このワイプ撮り機能を使うことで、メインカメラでズームした高砂付近を撮影して、サブカメラで会場全体を撮影するといった使い方ができます。

【SONY】4Kビデオカメラ「FDR-AX45A」

ソニー(SONY)
¥117,989 (2024/11/17 21:04時点 | Amazon調べ)

結婚式後のビデオカメラの使用で手持ちでの撮影や歩きながらの撮影する機会が多くなりそうな方には、ソニーの「FDR-AX45A」がおすすめです。「FDR-AX45A」には非常に強力な手ぶれ補正である「空間光学手ブレ補正」が搭載されています。

【SONY】フルHDビデオカメラ「HDR-CX680」

ソニー(SONY)
¥64,186 (2024/11/14 17:09時点 | Amazon調べ)

予算的に、4Kモデルやワイプ撮りができるビデオカメラには手が届かないといった方には、フルHDモデルの「HDR-CX680」がおすすめです。「HDR-CX680」はソニーのフルHDビデオカメラです。フルHDではあるものの、Wi-Fiも搭載されておりスマホとの連携もバッチリです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次