結婚式で撮影した写真を、ゲストと新郎新婦やゲスト同士で共有するためのおすすめ方法をまとめました。写真の共有方法を決めておけば、新郎新婦がゲストが撮ってくれた写真をかんたんに集めることや、ゲスト同士で写真を楽しむことができるのでおすすめです。
【結婚式】ゲストと新郎新婦が写真を共有するには? ~LINEアルバム~
結婚式の写真共有で最も多い方法が、LINEのアルバム機能を使う方法です。
誰でも使いやすい・トークごとに共有可能
LINEアルバムは普段から使い慣れている方も多いため、誰でも使いやすく、簡単に写真を共有することが可能です。
また、LINEアルバムはLINEのトーク事に作成できるのでグループトークでアルバムを作成しておけば仲の良いグループや職場グループなど、グループごとで写真の共有が可能です。
結婚式用のLINEグループがある場合は、そこに結婚式用LINEアルバムを作っておけば結婚式の写真をまとめて共有することもできます。
画質が落ちる・動画は注意が必要
LINEアルバムにアップロードした写真は自動的に圧縮されてしまい、画質が落ちてしまいます。また、LYPプレミアムというサービスに加入していない方はLINEアルバムに動画を追加することができません。
LYPプレミアムに加入している方や、LYPプレミアムが無料付帯するソフトバンク・ワイモバイルユーザーの方は、5分までの動画をLINEアルバムに追加したり、オリジナル画質の写真をLINEアルバムに追加したりできます。なお、LYPプレミアムの方が追加した動画や高画質写真はLYPプレミアム会員以外の人でも、保存可能です。
【結婚式】ゲストと新郎新婦が写真を共有するには? ~Googleフォト~
GoogleフォトはGoogleが提供している写真の保存サービスです。共有アルバムを作ることで誰でも高画質な写真・動画の共有が可能です。
誰でも高画質・動画の共有が可能
結婚式の写真を高画質かつ動画も含めて共有したい方には、Googleフォトがおすすめです。GoogleフォトはLINEアルバムよりも高画質な写真と動画を無料で共有することが可能です。
Googleフォトで写真を共有する場合、誰か一人がまとめ役となり共有アルバムを作る必要があるので、できれば新郎新婦のどちらかが結婚式の写真共有用に代表となって共有アルバムを作成するのがおすすめです。
容量制限あり
Googleフォトは無料で使える容量に制限があります。無料会員の場合15GBです。通常は写真や動画を容量を抑えて高画質に圧縮してくれますが、オリジナル画質で共有する場合は大容量が必要となります。
また、普段からGoogleフォトを活用している場合、結婚式の写真や動画を大量に共有してしまうと容量が不足してしまう可能性があります。
【結婚式】ゲストと新郎新婦が写真を共有するには? ~AirDrop・カードリーダー~
結婚式で撮影してもらった写真をオンライン上ではなく、対面でやり取りして共有する場合にはAirDropやカードリーダーを使う方法がおすすめです。
なお、AirDropとはiPhone同士で使用できる写真や動画の共有機能です。カードリーダーはスマホではなく一眼レフなどで撮影した写真をSDカードから直接読み取るのに使用します。
連絡先交換不要
AirDropやカードリーダーを使えば、お互いが連絡先の交換をすることなく写真を共有することができます。結婚式のゲストの方といえば、学生時代の友人から職場の同僚まで様々な方が参加しています。
そのため、赤の他人のゲスト同士で写真を共有したいときに、そのために連絡先を共有するのに抵抗がある場合は、お互いがiPhone同士であればAirDropを使って連絡先の交換をせずともその場で写真・動画を共有できます。
少人数での共有・オリジナル画質で共有可能
AirDropやカードリーダーを使う方法は1対1での共有になります。そのため、大人数と写真を共有する場合には向いていません。少人数の方と共有したい場合におすすめです。
また、結婚式で撮影した写真・動画を圧縮していないオリジナル画質で受け取りたい場合におすすめできます。
機種限定やカードリーダーの準備が必要
AirDropはiPhone同士でなければ使用できません。また、カードリーダーを使って写真・動画をSDカードから読み取る場合も、カードリーダーの準備が必要です。このようにAirDrop・カードリーダーを使って写真を共有する方法は準備が必要となります。
また、一言にカードリーダーといっても使っているスマホによって、Lightning端子のカードリーダーかTypeC接続のカードリーダーどちらを用意する必要があるのか変わってきます。
iPhoneの方でも、iPhone15以降はTypeC端子になっているので、Androidスマホの方と同様にTypeC端子のカードリーダーが必要となります。
【結婚式】ゲストと新郎新婦が写真を共有するには? ~写ルンです~
スマホを持っていない&使い慣れていない方の席や、あまり自分からは写真を取らないゲスト席の写真を共有してもらいたい場合、結婚式の演出の一つとして各テーブル毎に「写ルンです」を設置しておくのがおすすめです。
誰でも使える&演出の一つに
「写ルンです」は使い捨てのインスタントカメラのため、スマホやデジカメと比べると画質は悪く、ブレている可能性も高くなります。また、フィルムカメラなのでその場で確認はできません。
しかし、このようなデメリット以上に出来上がる写真の味わいや、高齢者でも戸惑うことなく使えるという点で、結婚式では人気の演出の一つとなっています。
ゲストとの共有はひと手間必要
結婚式の演出として写ルンですを使った場合、写ルンですで撮影された写真の共有は新郎新婦の仕事の一つとなります。
写ルンですの写真を共有したい場合には、新郎新婦は後日現像した写真を前述したLINEアルバムやGoogleフォト等の方法で共有しましょう。現像時に、写ルンですの写真をデータ化してくれるサービスも多くあるので活用してみましょう。